10歳の若返り、眉下切開法の工夫と術中経過。(#術中画像あり閲覧注意)

解説まとめ(急ぎの方はこれだけ)

お疲れ様です。
湘南美容外科 町田院(東京)院長
美容外科専門医 名倉俊輔です。

眉下切開はたるんでしまったマブタのたるみを眉の下で取り除く方法です。

たるみで隠れてしまったもともとの二重のラインを出すことができます。

術前評価

下の写真を見ると瞳孔の外側の二重のラインがたるみによりなくなっています。

ご本人も目が重い、開けるのが大変だとおっしゃります。

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デザイン

このかたの場合、瞳孔外側のたるみが強かったのでここで13mmの切除幅となるようにデザインしました。

眉毛内側はギリギリまで切ると後々傷が目立ちますので、このようなデザインになります。

切除幅を広く取りすぎると、マブタの内側にヒキツレができますので注意が必要です。

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術中

この方の場合は眼輪筋は切除せずに縫縮しました。

私の場合マブタの厚みによって皮下組織をどこまで切除するかを決定しています。

傷を目立たせなくするために、切開は斜めに毛の生える方向に沿ってしています。

こうすることで傷周辺から毛が生えますので傷はより目立たなくなります。

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縫合

ドッグイヤーを防ぐように減張縫合・真皮縫合を置きます。

これにより傷がより綺麗によります。

術直後から縫合の跡を目立たせなくする工夫として7-0白ナイロンという

極細の透明の糸で細かく連続縫合しています。

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術直後の写真

麻酔の影響でむくみはありますが目の開きが良くなりました。

二重のラインもはっきりしました。

5日で抜糸をし、徐々になじんできます。

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マブタのたるみを取るために私は好んでこの方法を用いています。

多くの方にご依頼頂き、外科医冥利に尽きます。

お気軽にカウンセリングにいらしてみてください。

 

詳細を見たい方のために大きい画像も提示します。

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