お疲れ様です。
湘南美容外科 町田院(東京)院長
日本美容外科学会認定専門医
名倉俊輔(なぐらしゅんすけ)です。
今回は目頭切開の症例です。
目的は大きく分けて3つです。
①目と目の距離を調節してバランスを整える
(目の距離が離れると魚顔や馬顔になります)
②目を大きくする
③二重のラインを整える
③のケースでは工夫が必要です。
この場合は二重の手術と同時に行うことが多いです。
多くのケースが二重のラインを平行型にする。目頭側の二重の幅を広げるです。
この場合は蒙古ひだが強く張っているケースが多いです(下図参照)
私の場合はこのようなケースではZ形成法を使います。
二重を切開法で行うときは連続した切開線の変則Z形成法を使っています
Z形成法は確実に行えば、傷が目立ちにくい、ダウンタイムも少ない、後戻りも少ない
優れた方法です。
ではこの方法で行った症例を見てみましょう。(顔出しモニターの方です)
術前→1月後→3月後
この方は蒙古ひだが涙丘を覆っているタイプでした
このタイプの場合は目頭側が引きつれるので内側の二重のラインが狭くなってしまいます。
目を大きくするために今回は目頭切開をしました。
術後は自然に目を大きく印象的にできたかと思います。
目を大きくして開きなどのバランスも整えたケース
【術前→術後1ヶ月→術後1週間の途中経過】
1月で傷はかなり目立たなくなりました。